日本は時代遅れ

80歳になった時の残存歯数(残っている歯の数)をみると、日本では平均10本も残っていないのに対して、アメリカやスウェーデンといった歯に対する健康意識の高い国では15本、20本以上と多くの歯が残っています。
それはこれらの国では子供の時からむし歯などの予防に心がけ、歯の矯正も行い、定期健診を受けて歯のクリーニングや適切な処置をしている率が高いからです。
残念ながら日本では定期健診の受診率はまだまだ高くありません。定期健診の受診率は残存歯数に大きく影響します。歯の数は体全体の機能や健康にも関係してきますからできるだけ多くの歯が残せるように努力しましょう!
近年になって予防の大切さと定期健診の重要性を予防歯科というジャンルで多くの歯科医院で訴えはじめています。昔に比べて親御さんの子供の歯の対する健康意識も高まってきているのを感じますから、今の子供たちが80歳になる頃には残存歯数が飛躍的に伸びることを期待したいと思います。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院