むし歯がすごーく痛かったのに、我慢していたらそのうちに痛みがなくなって、治ったような気になって安心している人はいませんか?
でもそれは間違いです。残念ながらむし歯は自然には治りません。
痛くなくなったのはむし歯がかなり進行してしまい、歯のエナメル質と象牙質に穴が開き、歯の中の神経のある部分(歯髄)にまで達し、神経が死んだり腐ったりしてしまったからです。
痛くなくなったからといってこれを治療をせずに放置しておくと、細菌により歯の根の先に炎症が起こり膿がたまったり、それが周りにまで広がったりとさらに大変な歯の病気になる可能性があります。それゆえ神経が死んで痛くなくなったむし歯はより治療が必要となってくるわけです。
ですから歯医者に行くのを億劫がったり、間違った自己診断をされずに、できるだけ早い時期にきちんとした歯の診断と治療を受けられることをおすすめします。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院
月別: 2011年4月
赤ちゃんのお口はきれい
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはむし歯菌(ミュータンス菌)はいません。
生後6か月~3歳くらいをピークに、主に親などからキスや食器を介してうつるといわれています。
ですからまずはその親たちのお口の中のミュータンス菌を減らすことが大切です。フッ素やキシリトールを取り入れたり、きちんとしたケアでお口の中を清潔にし、できるだけ感染のリスクを低くしたいものですね。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院
ぶらぶら足はダメ~
食事中の姿勢と歯並びには、深い関係があります。
お子様の足は食卓に座った時にきちんと床についていますか?
足が床につかずにブラブラしていると、
体の重心が不安定になり猫背になりやすくなります。
そして、猫背は悪い歯並びのもとになります。
というのも、人は猫背だと頭でバランスを取ろうとする為、
正しい位置での噛み合わせを妨げるようになるからです。
そうならない為には、足のつく低めの椅子か、
足置きを用意すると良いですよ。
また、机と体の間の距離はこぶし一個分が適当ですので、
合わせて気を付けてみてください。
最近の子どもさんは食事をあまり噛まずに、
水やお茶などの飲み物で「流し食べ」をする傾向にあるようです。
噛む回数が減るとあごの成長が悪くなり、
歯並びが悪くなる原因にもなります。
健康のためにも、歯並びのためにも、
良い姿勢でよく噛んで、ご飯を食べてくださいね。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院