歯ぐきが痩せる

歯が抜けてなくなり総入れ歯になってくると、残念ながら歯ぐきの方(土手)も痩せていくのが速くなります。
歯がなくなると骨も痩せ、歯ぐきがやわらかくなっていくので、入れ歯を合わせるのが難しくなります。
歯ぐきが痩せていくのを遅らせるために、歯がないところでも歯ブラシで軽くブラッシングしてあげましょう。そうすることによって、歯ぐきを少し鍛えることができます。
また、入れ歯がいつもきちんと合っていて、咬み合わせがしっかりできていることによって歯ぐきは鍛えられ、歯ぐき(土手)の痩せを遅らせることができます。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院

入れ歯の磨き方

入れ歯は出来れば毎食後、口から外して洗ってください。
その時に一般的な歯みがき剤を使って磨いたり、ごしごし磨きは入れ歯は傷つけてしまいます。
また60度以上のお湯につけたりするのも変形の原因になるのでやめましょう。
磨くときは流水下でブラッシングして汚れを流してください。
普通の歯ブラシを使っても構いませんが、入れ歯専用のブラシもあります。
一日一回を目安に入れ歯洗浄剤を使用すると、ブッラシングだけでは落としきれない汚れも落とすことができます。
入れ歯の汚れは口臭ばかりでなく、誤嚥性肺炎の原因にもなります。
いつも清潔な入れ歯で気持ち良く過ごしましょう。
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さし歯の色が変わってきた

となりの歯と同じ色で作ったさし歯なのに、年数が経つにつれて黄ばんできたりと変色したと思われる方はいらっしゃいませんか?
これは残念ながらさし歯のような人工歯にはよくあることです。
特に保険内治療で作るプラスチック素材のレジン歯は数年経つと白い色の透明度がなくなってきますし、金属を土台としたクラウン(かぶせもの)では金属が変色したり、歯ぐきの隙間から金属の色が見えることがあります。
ホワイトニングでそれらの歯を白くしようと思っても、ホワイトニングでは自分の本当の歯(天然歯)しか白くすることができませんので、色を変えたい場合は歯そのものを作り直すしかありません。
それに比べ保険外治療のセラミック素材ではほとんど変色がなく、長期間にわたり天然歯に近い色が保てると言われています。
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いくつになっても歯は大事!

高齢の方でも歯があってよく噛める人は、「起きる上がる」「歩く」などの動作が簡単にでき、生活能力が高いということがデータでわかっています。よく動けるので行動範囲も広くなりますし、スポーツを楽しんだりもできます。
反対に歯がないとバランスがとれにくくなり、転びやすくなります。高齢者の寝たきりになる大きな原因として「転倒」があげられるので、それを予防するためにも入れ歯でも構いませんので“歯”を入れることをお勧めします。歯を入れて体のバランスをよくしましょう。
歯があってお口を健康に保つということは、自分の口で噛んで食べれるというだけでなく、体の機能が活動的でいられるということです。
健康で長生きするするためにも若いうちから歯を大切にして、「8020(80歳で20本の歯がある)」を目指しましょう!!
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