子供の前歯がハの字!?

子供の上の前歯4本が永久歯に生え変わる時、「ハの字」のように外に向かって生えてきます。まだ幼い子供の顔に大きな前歯が開き気味に生えているのはちょっとおかしく見えますね。「アグリーダックリングステージ(みにくいあひるの子時代)」と呼ばれています。でも、やがて生えてくる犬歯に押されてほとんどの子供は歯がきれいに並ぶようになります。
また永久歯の生え始め、前歯の先端がギザギザになっていることもありますが、これも普通に見られる症状なので心配ありません。大人になれば自然にすり減って平らになってきます。
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このように歯並びについては成長の過程によって変わっていくものと、悪い癖や遺伝的な要因によってなるものとあります。
後者は早い時期での生活習慣の改善や矯正などによってきれいな歯並びにすることができますので、早めに相談されるとよいでしょう。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院

ぶらぶら足はダメ~

食事中の姿勢と歯並びには、深い関係があります。
お子様の足は食卓に座った時にきちんと床についていますか?
足が床につかずにブラブラしていると、
体の重心が不安定になり猫背になりやすくなります。
そして、猫背は悪い歯並びのもとになります。
というのも、人は猫背だと頭でバランスを取ろうとする為、
正しい位置での噛み合わせを妨げるようになるからです。
そうならない為には、足のつく低めの椅子か、
足置きを用意すると良いですよ。
また、机と体の間の距離はこぶし一個分が適当ですので、
合わせて気を付けてみてください。
最近の子どもさんは食事をあまり噛まずに、
水やお茶などの飲み物で「流し食べ」をする傾向にあるようです。
噛む回数が減るとあごの成長が悪くなり、
歯並びが悪くなる原因にもなります。
健康のためにも、歯並びのためにも、
良い姿勢でよく噛んで、ご飯を食べてくださいね。
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指しゃぶりはやめさせましょう

乳児を泣きやませるのにおしゃぶり使っているお母さん、確かに子供も落ち着き、親のストレスも軽減できるかもしれません。しかし、それは指しゃぶりとつながっていき、歯並びに影響のでる可能性が高くなります。
指しゃぶりを続けていると上下の歯に隙間ができたり(開咬)、上あごや前歯がおしされて出っ歯になったり(上顎前突)、下の前歯が内側に傾いたりします。また、上唇が突き出る、口を開けたままでいるといった習慣から口呼吸も多くなってしまいます。そうすると顔つきも長くなってくるのですよ。
かわいい・かっこいい顔の成長のためにも、3歳までには指しゃぶりをやめられるようにしていきましょう。また、指しゃぶりの習慣がつかないようにする為にも、乳児の時に安易におしゃぶりを使わない方がよいのかもしれません。
なかなかやめられない場合にはマニキュアのように指先に苦い液をつけるといった方法もあります。星野歯科医院にもございますのでご相談ください。
歯並び・矯正について詳しくはこちら:
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あごが細くなったのは進化?

現代の人は昔に比べ、あごの形がスッと細くなっている人が多くなりました。
そのため、歯並びが悪くなったり、先天的に歯の数が少ない人も多くいます。
柔らかい食べ物が増えて、あごを使わなくなったからという説もありますが・・・これを“進化”と呼ぶのでしょうか?
歯並びを良くする為には、あごをきちんと成長させなければなりません。あごを成長させるにはよく噛んで食べ、あごを使うことです。
最近は「ふわとろ」とか「やわらか~」とかなめらかなものに人気があるようですが、昔に戻って「するめ」とかごぼう・れんこんなどの硬い食べ物をよく噛んで食べることも心掛けましょう。
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