顎関節症

「顎関節症」
これは日常のちょっとしたタイミングでおきてしまうことのある案外よくある病気です。硬いものを食べていてあごが疲れたりとか、大きく笑いすぎてあごが変になったりとか。でもしばらく注意して様子を見ているうちに症状が改善されていくケースも多くありますがひどくなるとあごがあきにくくなったり、痛みを感じるようになってきます。
顎関節症の主な症状に
① 口をあけるとあごが痛い
② 口が大きくあかない、あきにくい
③ あごを動かすと“カクン、カクン”と音がする
④ 咬み合わせが急に変わる
⑤ あごがとじない
があります。
顎関節症は日常のいろんな要因が関係しているので、その多くは日常生活を改善すれば自然に治ったり、症状が軽くなったります。
ではどのようなことに気をつければよいのでしょうか?次のようなことを参考にしてください。
① 上と下の歯を接触させる癖のある人はしないように気をつける
② しばらくは固い食べものは避け、やわらかいものにする
③ 両方の奥歯を使って食べる
④ 仰向けで寝る
⑤ しばらくは瞬間的に歯を食いしばるスポーツ(球技など)を控える
⑥ しばらくは管楽器などの演奏や歌などを控える
⑦ 頬杖をつく癖をなおす
⑧ あごの関節や体を冷やさない
⑨ あごに負担をかけないように、緊張した状態が続いた時には全身をリラックスさせる
などです。
顎関節症は自然に治っていく病気ですが、2~3週間たっても症状が改善されなければ、一度歯科医院で診察を受けてください。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院