口の中が乾燥すると・・・

花粉の季節がやってきました。
本来人間は鼻で呼吸をしますが、鼻炎で鼻が詰まると口で呼吸をすることが多くなります。花粉アレルギーの薬の副作用で口の中が乾燥したりすることもあるかと思います。またもともとの癖で口呼吸をする人など、口の中が乾燥気味になる人は歯周病やむし歯になりやすくなります。
口の中が乾燥すると、細菌の棲み家である歯垢がネバネバになり歯につきやすくなります。唾液による自浄作用も低下するため、口の中の細菌が増え活発になるのです。そのため歯周病やむし歯になりやすくなるのです。
口呼吸の人はできるだけ癖を直すように、また花粉症の人はこの時期いつもよりも念入りにお口のケアをするとよいでしょう。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院

おならを我慢すると口からでてくる

「おなら」といわれている腸内で発生した二酸化炭素、メタン、硫化水素などのガスはお尻から出すものと思っているでしょうが、実はこのガスのほとんどは腸管から吸収され、血液に乗って体内をめぐり、肝臓で無臭化され、肺でガス交換されて呼気となって体外に放出されています。
しかしながら、おならを我慢し続けると血液中のガスの量が増えてしまい、肝臓で無臭化しきれなくなり、においの残ったままの呼気として出てきてしまいます。ですから口臭が強くなってしまうのです。
口臭予防のためにも“おなら”も我慢しないでちゃんと出すようにしましょう!といっても、いつでもどこでも出すわけにはいきませんね。ですからおならのガスを増やさないようにそのガスの増える最大の原因である便秘にならないように気をつけることが大切です。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院

誤嚥(ごえん)性肺炎を防ぐには

ちょっと怖い話です。
お口のケアを怠っていると、それが原因で命を落とすこともあるというお話です。
高齢者や体力の弱っている方は、飲食物や唾液などをのみ込む力が弱っている為、誤ってそれらを気管に入れてしまうことがあります。その時に口の中の細菌も一緒に入り込み、誤嚥性肺炎を引き起こす場合があります。それによって亡くなる方も多数います。
しかし、口腔ケアでお口を清潔に保てば、口の中の細菌の数を減らすことができ、肺炎になるリスクを抑えることができます。
日頃から口腔ケアを行い、、将来自分が年をとった時のためにも歯周病やむし歯の細菌を増やさないように気をつけましょう。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院