成人と子どもの矯正治療の違いとは?

歯列矯正は子どものためのもの、と認識されている方も多いと思いますが、歯の矯正は子どもだけが対象ではありません。長年のコンプレックスである歯並びの悪さを改善し、口元の美しさを求める成人の方が増えています。では成人と子どもの矯正治療は、どこが違うのでしょうか。

子どもの矯正の主な目的とは

まず、子どもの歯列矯正の目的についてお話しましょう。子どもの歯列矯正の目的は、永久歯を正しい位置に導くこと、あるいは乱れてしまった歯列や、遺伝などによる不正咬合を改善し、歯列を整えて正しい噛み合わせにするこを目的としています。永久歯への生え変わりの時期から歯列矯正を始める場合、顎の骨の成長を広げて永久歯が並ぶスペースを作る「第一期治療」という治療を行います。子どもの顎の骨はまだ柔らかく、歯も動きやすいため比較的スムーズに治療が進みます。

第一期治療で顎の骨を広げ、永久歯が正しいスペースに並んだあとは、より歯並びをきれいに整え、噛み合わせを整える「第二期治療」を行います。第二期治療ではワイヤー矯正やマウスピース矯正によって治療が行われます。

矯正を始めた時期により、はじめから第二期治療を行うこともあれば、第二期治療を行わず第一期治療後に様子を見ることもあります。

ただ子どもの場合、まだ顎をはじめとした骨が成長段階のため、最初の予測と違う歯の動きをする場合があり、治療期間が延びてしまうことがあります。

大人の歯列矯正の特徴

では成人の歯列矯正はどうでしょうか。成人の歯の動きは子どもに比べるとやや遅いことが特徴です。また抜歯が必要になるケースも多く、治療期間も子どもの矯正に比べると長くなる傾向があります。

しかし大人の矯正は歯の動きが予測しやすく、治療計画どおりに進みやすいことがメリットと言えます。

成人の歯列矯正は、一般的なワイヤー矯正やマウスピース矯正、裏側矯正などで行われます。お仕事をしている方などは、目立たずに矯正治療ができるマウスピース矯正やセラミックブラケットとホワイトワイヤーを使ったワイヤー矯正を要望する方が多いでしょう。費用や治療期間は矯正方法により違いがあるため、矯正を始める前に主治医に相談してみましょう。

なお歯列矯正を始めるのに年齢制限は特にありません。顎の骨さえしっかりしていれば、何歳でも始められます。ただし歯周病で顎の骨が薄くなっている方、歯の動揺が見られる方は歯列矯正は難しいかもしれません。

口元の美しさはお口の健康に繋がります。それは子どもでも大人でも変わりません。正しい歯列で健康な口元を目指しましょう。

 

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なぜ子どもの矯正は早いほうがよいの?

「歯並びが悪くなりそう」「受け口に見える」など、お子さんの歯並びや噛み合わせについて心配になるけれど、なかなか矯正治療に踏み出せない親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。お子さんの歯並びや噛み合わせを改善するためには、早めに治療を開始したほうが、色々な面においてメリットが多いのです。ではなぜ、お子さんの矯正治療は早期に治療を開始したほうが良いのでしょうか。

お子さんの歯並びが悪くなる原因について

お子さんの歯並びや噛み合わせのお悩みには「叢生(ガタガタの歯並び)「出っ歯」「受け口」「開咬(奥歯で噛んだ時に上下の前歯にすき間ができる)」などが良く聞かれます。お子さんの歯並びの悪さの原因には、遺伝など骨格が原因のものと、指しゃぶりなど、歯性が原因のものが挙げられます。

よく見られるケースとしては、やはり永久歯の歯並びが悪い、前歯が出ている出っ歯でしょう。いずれにしても、歯並びの悪さは見た目だけでなく、将来のお子さんの歯の健康にも大きく影響が出てしまう可能性が高くなります。

お子さんの歯並びは、なぜ早期に治療を始めたほうがよい?

子どもの顎の骨はまだ柔らかく、18歳くらいまで成長し続けます。そのため早期に治療を開始することで、永久歯を正しい歯列へと導くことが可能となります。また大人の歯列矯正では抜歯を伴うことが多いですが、子どもの場合、早期に治療を始めることで抜歯を回避できる可能性が高くなり、お子さんへの負担も少なくなります。

ただ骨格性が原因の場合、症状によっては矯正治療と併せて外科治療が必要なケースもあります。

お子さんの矯正治療の種類

子どもの矯正治療は、「第一期治療」と「第二期治療」に分かれています。「第一期治療」では、主に顎の骨を広げ、永久歯を正しい歯列へと導くための土台作りのような治療を行います。専門的には「床矯正(しょうきょうせい)」と呼ばれ、取り外し式または固定式の装置を使って、顎の骨を少しずつ広げていきます。

第一期治療により永久歯列が正しい位置へ並び、噛み合わせも改善が見られたら、次は第二期治療へ移行します。第二期治療ではよりキレイに、そして精密に歯並びや噛み合わせを整えることことを目的とした治療を行います。第二期治療ではワイヤー矯正やマウスピース矯正などの装置を使った治療が行われます。なお症状によって、第二期治療が不要な場合もあります。

お子さんのためにも、できるだけ早めに治療を開めることが望ましいでしょう

早期に矯正治療を開始することは、お子さんに負担が少なく、効果を発揮しやすい事からメリットが多いと考えられます。お子さんの歯並びで気になることがあれば、できるだけ早めにかかりつけ医や矯正歯科に相談することをお勧めします。

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「ホワイトニング」と書いてある歯磨き剤の効果とは?

ドラッグストアや通販、スーパーなどには実に色々な歯磨き剤が販売されています。虫歯や歯周病に効果的なもの、知覚過敏向けなど、歯の状態に応じた成分が配分されていますが、その中に「ホワイトニング」と記載されている歯磨き剤もいくつか目にします。ではホワイトニングと書かれている歯磨き剤は、本当に歯が白くなるのでしょうか。

歯を白くする「歯科医院で受けるホワイトニング」とは?

ホワイトニングとは、文字通り「白くする」ということで、歯を白く美しく仕上げるホワイトニングを受ける方が増えています。ところで歯科医院で歯を白くするオフィスホワイトニングは、歯を白くする成分が入った専用の薬剤を歯に塗布し、光を照射して歯を白くします。またホームホワイトニングはオフィスホワイトニングの濃度よりも低いですが、同じ成分が入っているホームホワイトニングジェルをマウスピースに流し、歯に装着して歯を白くします。

このように、「歯科医院で受けるホワイトニング」、つまりオフィスホワイトニングとホームホワイトニングで使う薬剤は、薬事法で定められた成分が含まれた薬剤を使うことで、歯を本来の色よりも白く美しく仕上げることができるのです。

歯磨き剤にある「ホワイトニング」とは・・・?

では歯磨き剤のパッケージに書いてある「ホワイトニング」は、どのような効果があるのでしょうか。一般的に販売されているホワイトニング効果のある歯磨き剤は、「日常的な飲食の汚れ(ステイン)を浮かして落としやすくする」という意味合いであり、歯科医院で受けるような、歯を本来の色よりも白く仕上げるという効果は残念ながら期待できません。つまり、日常の飲食による歯の汚れを落として歯本来の色を取り戻すという効果があるということです。歯磨き剤に含まれる、汚れを落としやすい成分が含まれていることで、日常の汚れを落としやすくしますが、歯科医院で使われるホワイトニング材の成分は、含まれません。

これではホワイトニング効果なんてないんじゃないの?と思うかもしれませんが、日常の飲食によりどうしてもステインは付着してしまいます。特にコーヒーや赤ワイン、カレーなどを好む方は色素が歯に沈着しやすく、歯の色がくすむスピードも速くなりがちです。歯科医院でホワイトニングやクリーニングを受けると歯の色は白くなりますが、少しでも歯の白さをキープするために、日常の歯磨き剤をホワイトニング効果のあるものを使うと、汚れも落ちやすく、次の施術まである程度白さをキープできるのではないかと考えられます。

 

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口呼吸がもたらす歯並びへの影響について

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小さなお子さんのみならず、成人でもお口が常に開いている人は少なくありません。呼吸は本来、鼻で行うものですが、口で行う口呼吸は様々なデメリットがあります。そしてそのデメリットのひとつに、歯並びの悪さが関係していると言われているのです。では口呼吸と歯並びの悪さには、どのような関係があるのでしょうか。

口呼吸がもたらす悪影響とは?

常にお口が開いており、口で呼吸をしていると、お口の中に様々なトラブルを引き起こしてしまいます。では口呼吸をすることでどのようなお口のトラブルが起きてしまうのでしょうか。

①口の中が乾燥し、細菌が増殖して虫歯や歯周病のリスクが高まる

②ウイルスなどの細菌が気管支を通って体の中に入り込み、風邪やインフルエンザになりやすい

③舌の位置が下がることで出っ歯になりやすい

このように、口で呼吸することは体の健康だけでなく、お口の健康にも影響することがわかっています。特に歯並びに関しては、③の出っ歯に関わりがあると考えられています。では次に、口呼吸がなぜ出っ歯になりやすいのかについてお話を進めてまいります。

口呼吸と出っ歯の関連性

舌は本来、スポットと呼ばれる上顎のちいさなくぼみに舌の先端が触れた状態で治まっています。ところが口呼吸になると下顎が下がって舌の位置も下がり、常に低位置に収まってしまっています。そのため上顎を押し上げられないため上顎が成長しません。つまり上顎がアーチ状にならず、前歯が前方へ突出してしまいます。これが歯並びが乱れ、出っ歯の状態を作り出してしまうのです。

歯並びを治せば口呼吸も改善できる?

出っ歯になる原因は様々です。遺伝による骨格性のものもあれば、口呼吸や長期間の指しゃぶり、舌癖など日常生活により歯並びが乱れてしまうものもあります。口呼吸が原因で出っ歯になってしまった場合、矯正治療を行うことで歯並びが改善し、それと同時に口呼吸も改善され、自然な鼻呼吸に期待ができます。

出っ歯を治す方法としては、一般的なワイヤー矯正のほか、裏側矯正、マウスピース矯正など症状に応じた治療法で改善が可能です。出っ歯を歯列矯正で治すことにより、見た目とお口の健康のどちらも改善され、より快適な生活を送ることができるでしょう。また歯列矯正だけでなく、普段からお口周りの筋肉を鍛えたり、意識して口呼吸を治すなどの努力も必要です。口呼吸をする方は、つい無意識でポカンと口が開いてしまっています。ご自身やお子さんは大丈夫ですか?お口がポカンと開いていませんか?

悪癖を意識しながら治し、歯列矯正で正しい噛み合わせを得ることは、お口の健康だけでなく、全身の健康にも深く関わるのです。

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白くなった歯にとって気を付けるべき飲食物とは?

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ホワイトニングで真っ白になった歯を見ると、ずっとこの白さを維持したい!とお思いになることと思います。しかし、ホワイトニングで白く美しくなった歯も、日常の飲食により少しずつステインが付き、いつの間にかくすんだ歯の色になってしまっています。では白い歯を維持するために、毎日の飲食で気を付けるべきことは何でしょうか。

ステインの付着は避けられない

毎日当たり前のように行っている食事や間食は、体の健康を維持する上で絶対に欠かすことができません。ホワイトニングで白くなった歯をずっと維持したいために、水だけを飲んで過ごすわけにはいかないでしょう。お米やうどんなど、比較的白い素材の食べ物ばかりを選んで食べることができるとしても、どうしても限界があると思います。コーヒーなどの嗜好物はストレス解消に欠かせないという方も大勢いらっしゃいます。このように、日常の飲食においてステイン(着色汚れ)の付着を避けることは不可能と言っていいでしょう。

ホワイトニング後に気を付けるべき飲食物とは?

ではホワイトニングで白くなった歯をできるだけ維持するためには、どんな食べ物や飲み物に気を付ければよいのでしょうか。見た目の色素が濃いものは、歯に色素沈着が起きやすいと考えられます。ではステインが付着しやすい飲食物をご紹介しましょう。

<食べ物>・・・カレー、ハヤシライス、ミートソース系、チョコレート、ブルーベリーなど

<飲み物>・・・ブラックコーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、コーラ、ココアなど

<その他嗜好品>・・・タバコ

ホワイトニング後の注意点

ホワイトニング直後は歯の表面を覆っている「ぺクリル膜」という薄い膜がはがれている状態です。このぺクリル膜は数時間後に再生されますが、再生される際、色素の濃いものを取り込みながら再び膜が歯の表面を覆うため、着色の原因となってしまいます。ホワイトニング直後30分は、飲食を控えるようにして下さい。

また色素の濃い飲食物を口にする際は、お水を飲む、または食後に口をゆすぐなど、できるだけ色素がお口の中に残らないように気を付けましょう。

特にタバコはヤニが付きやすく、歯の汚れに直結してしまいます。タバコとコーヒーの組み合わせは、ホワイトニング効果を半減させてしまいます。白くきれいな歯をできるだけ維持するためにも、口にするものに少し気を付けて過ごしてみて下さい。

 

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受け口をそのままにしておくとどうなる?

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お子さんの歯並びや噛み合わせの異常は様々ですが、そのうちのひとつ「受け口」が気になることはありませんか?受け口は早期治療がとても大切ですが、もしそのまま放置すると、どのような影響が出るのでしょうか。

受け口の特徴と原因について

受け口は専門用語で「下顎前突」といい、受け口は一般的な言い方です。また顎が突き出ているように見えるため、「しゃくれ」とも呼ばれることがあります。本来、奥歯で噛んだ時に上の前歯が下の前歯を2~3ミリ覆っていますが、受け口は下の前歯が上の前歯を覆う噛み合わせの異常を指します。

受け口の原因で考えられるのは、こっかく骨格性による遺伝的な要素と、歯が外側に向いて生えていることで受け口になるケースがあります。また口呼吸により舌が下方へ下がり、下の前歯を舌で押してしまうことで起こることもあります。

受け口を放置するとどうなる?

受け口はそのままにしておくと、次のような弊害が起こります。

・成長とともに、より受け口が目立つようになる・・・思春期ごろになると体が成長しますが、それに伴い下顎の骨も急激に成長します。そのため受け口を放置していると、受け口がどんどん顕著になり、横から見るとかなり顎がしゃくれてみえてしまい、審美面を大きく損ねてしまいます。それだけでなく、外科処置を伴った治療が必要になることもあります。

・咀嚼機能が悪化する・・・受け口になると上下の噛み合わせがズレてしまい、噛むときに顎に無理な力がかかってしまいます。そのため噛み難さを感じたり、食後に顎に痛みを感じるようになるなど、咀嚼機能が悪化してしまいます。

・発音が悪くなる・・・受け口になると発音が不明瞭になることが多く見られます。特に「サ行」の発音が不明瞭になってしまいます。

・顎関節症のリスクが高くなる・・・受け口になると顎の関節に負担がかかりやすく、将来的に顎関節症になる可能性が高くなります。

受け口は早期治療がとても大切

受け口は放置するとどんどん症状が悪化してしまいます。特に審美面を大きく損ねてしまうため、見た目のコンプレックスを強く感じてしまうと思います。また顎関節症や咀嚼機能の低下など、生活面においても不便を感じるだけでなく、体の健康にも影響してしまいます。

受け口は早期に治療を開始することが何よりも大切です。受け口の治療は幼少期から始めることができます。ムーシールドという装置を付けて受け口を改善させる方法など、早期に治療を行うメリットは多く、逆に放置しておくと症状が悪化し、治療も大変になることから早期治療開始がとても重要です。お子さんが受け口かも?と思われたら、至急歯科医院を受診してください。

 

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お口がいつもポカン・・・これって大丈夫?

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小さななお子さんのお口がポカンと開いている光景はそれほどめずらしいものではありません。むしろ、お口を閉じているよりも開けているほうが多く見受けられます。この「お口ポカン」は、実は歯並びや噛み合わせに大きな影響を与えてしまうのです。

お口が開いてしまう理由

まず授業中などで話を聞いている光景を例に挙げてみます。きちんと閉じられているお口と、常に開いているのを想像してください。お口がきちんと閉じているお子さんの見た目はとても利発そうに見えます。いっぽう、話を聞いている間もずっとお口がポカンと開いているお子さんは、どこか間が抜けているように見受けられませんか?このように、お口が閉じられているのといつも開いているのでは、見た目の印象が違ってきます。

そして見た目だけでなく、歯並びに関しても影響が出てしまいます。ではなぜお口が開いてしまうのでしょうか。

・アレルギー性疾患・・・アレルギー性疾患や花粉症、扁桃腺肥大など、鼻の詰まりや喉の炎症などが原因で鼻呼吸することが辛く、どうしても口を開けて口で呼吸することが習慣づいてしまった場合。

・母乳より哺乳瓶を使うことが多かった・・・赤ちゃん時代、母乳よりも哺乳瓶を使った授乳が多いケースが考えられます。母乳の乳首は吸う力が必要となり、舌の力が鍛えられますが、哺乳瓶の乳首は柔らかい素材のものが多く、比較的楽にミルクが出てくるからです。しかし色々な理由で母乳育児が難しいことがありますから、お母さんはご自身を責める必要はありません。

・口を開けていることが習慣づいてしまった・・・赤ちゃんや乳幼児期にはお口周りの筋肉がまだそれほど発達しておらず、お口が開いていることが多いですが、小学生になってもその習慣が引き続いてしまっている場合、一種の癖になっていると考えられます。

お口が開いたままだと、歯並びにどんな影響が出る?

お口は本来閉じており、鼻で呼吸をしています。その際に大切なことは「舌の位置」です。口が閉じられていると舌の位置は、前歯の裏側の顎の骨に触れて収まっています。これが正しい舌の位置であり、この位置にあるからこそ、上顎が鍛えられるのです。しかしお口が開いていると、舌は下方に位置しています。そのため上顎の成長が促すことができません。歯列の幅が狭くなってしまいます。つまりいつもお口がポカンと開いていると口周りやあごの筋肉が発達しないのです。そのため歯並びがガタガタになったり、出っ歯になってしまう可能性が高くなります。

それ以外にもお口が常に開いていると、お子さんの場合は歯肉炎や虫歯、風邪やインフルエンザになりやすいなど色々な悪影響が出てくるのです。

お子さんの普段の様子を見て下さい。テレビを見ているときなど、お口が常にポカンと開いていませんか?まずはお子さんの日常生活における悪癖がないかどうかをチェックしてみて下さい。

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ホームホワイトニングで注意すべき点とは?

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歯を真っ白に仕上げるホワイトニングには歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、ご自宅でマウスピースを使って好きな時間に行うホームホワイトニングがありますが、ホームホワイトニングに使うホワイトニングジェルは、歯科医院で処方されたものを使っていますか?正しい使い方をしないと、思わぬトラブルが起きてしまいます。

マウスピースがあれば、自宅で簡単にホームホワイトニングができますが・・・

ホームホワイトニングは、歯科医院で型を取って作ったマウスピースにホワイトニングジェルを流し込んでご家庭で一定時間、装着します。ホワイトニングジェルは、歯科医院から処方されたものを使いますが、ここで注意すべき点があります。

まずは、歯科医院が処方したホワイトニングジェル以外は使用を控えたほうがよいことが挙げられます。最近では、インターネット上で簡単にホワイトニングジェルを手に入れることができます。中には歯科医院で使用しているメーカーのものもありますが、問題となるのは、個人輸入したものです。

海外のホワイトニングジェルをご自身で個人輸入して使った方が、強い歯ぐきや歯の痛みを訴え、歯科医院を受診したというケースがいくつかあります。個人輸入したそのジェルはホームホワイトニング用ではなく、オフィスホワイトニング用の、濃度が高いものであったと判明し、気づかずに長時間マウスピースを装着していたことで強い痛みが起きたようです。

またホワイトニングジェルを流し込んだマウスピースの装着時間も守らなければいけません。低濃度であっても、長時間装着すると歯の神経に刺激を与え、知覚過敏のような痛みを伴うことがあります。マウスピースを装着したままついうっかり寝てしまい、気が付けば朝になっていた・・・なんてことになると、歯の神経にかなりダメージを与えてしまいます。

ホワイトニングジェルが歯ぐきに付かないように気をつけることも大切です。ホワイトニングジェルを流し込んでマウスピースを装着した際、ジェルがはみ出て歯ぐきに付いてしまうことがあります。速やかにふき取ることで問題は生じませんが、中には薬剤の刺激で歯ぐきがヒリヒリしたり、白くなってしまうことがあります。歯ぐきなどの粘膜に付いたジェルは拭きとるようにしましょう。

自己管理をきちんとして、白くキレイな歯をキープしましょう

ホームホワイトニングは効果の表れが緩やかな分、後戻りが起きにくく、白さをキープしやすいことがメリットでもあります。しかし使用法を誤ると、思わぬトラブルが起きてしまうことがあるため、歯科医院の指示に従い、自己管理をきちんと行うことが大切です。疑問点があれば、遠慮せずに歯科医院へ相談しましょう。またトラブルが起きた場合、ホームホワイトニングの使用をいったん中止し、速やかに受診して下さい。

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お子さんの歯並び、気になりませんか?

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お子さんの歯並びについて、心配なことはありませんか?例えば「歯並びがガタガタ」「乳歯だけど、すき間が多くて将来すきっ歯にならない?」「受け口気味なんだけど・・・」など、お子さんの笑顔を見るたび歯並びや噛み合わせが心配になってしまうこでしょう。矯正治療の開始は、早ければ早いほど効果が発揮しやすくなります。今回は、お子さんの歯並びのお悩みを中心にお話を進めてまいります。

お子さんのお口の中のこんな状態、気になりませんか?

可愛いお子さんの成長過程において、楽しみなことや心配なことは付きものです。その中のひとつに、お子さんの歯並びはありませんか?笑った時に歯がデコボコしていたり、出っ歯や受け口だったりすると、お子さんの将来の見た目が心配になってしまうことでしょう。お子さんの歯並びに、こんな心配はありませんか?

・笑った時の歯並びがガタガタ

・出っ歯が気になる

・受け口っぽい

・乳歯の隙間が気になる

他にも乳歯がなかなか抜けないなど、お子さんの歯並びに関する心配事はたくさんあると思います。

歯並びが悪くなる原因

お子さんの歯並びが悪くなる原因には、顎の小ささなど遺伝要素が強い骨格性のものと、歯性のものに分けられます。

骨格性が原因のケースでは、例えばご両親のどちらかが受け口や開咬であったり顎が小さかったりすると、お子さんも同じような口元になって表れることがあります。

いっぽう後天的な要因では、出っ歯の大きな原因となる指しゃぶりや、頬杖、早期の乳歯の虫歯による歯の損失など日常的な癖や生活習慣が挙げられます。遺伝が原因である先天的な要因は仕方ありませんが、習慣的な癖が続いた結果によるものは、できるだけ早く改善や予防をしてあげなければいけません。

お子さんの将来のためにも、歯並びが気になったら早めの相談を

お子さんの歯並びの原因には色々ありますが、そのまま成長すると歯並びや噛み合わせを改善するには時間も費用もかかってしまいます。と言うのも、お子さんの場合骨がまだ柔らかいので歯が動きやすいためです。できるだけ早期に治療を開始することで将来の口元に自信を持つことができるのではないでしょうか。特に面接や就職といった大切なシーンが増えると、人前での第一印象がとても重要になります。その第一印象を決めるのは、実は口元です。歯列の整った口元は、相手に清潔感を与え、良いイメージを持ってもらえます。しかし口元にコンプレックスがあると、笑顔もどこかぎこちなくなってしまいます。

また歯並びがガタガタしていると、将来のお口の健康にも影響が出てしまいます。歯磨きがし辛く、プラークが溜まってしまうため虫歯や歯周病リスクが高くなり、歯の健康維持に問題を抱えてしまいます。

大切なお子さんの将来のことを考えて、歯並びや噛み合わせに気になることがあれば早めに歯科医院へ相談してください。

 

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ホワイトニングとクリーニングはどう違う?

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ホワイトニングと歯のクリーニングの違いをご存じでしょうか。同じ歯を白くする施術でも、ホワイトニングは歯をより白く仕上げ、クリーニングは歯本来の色を取り戻します。今回は、ホワイトニングとクリーニングの違いを中心にお話をしたいと思います。

ホワイトニングとクリーニングの違い

「ホワイトニング」と「歯のクリーニング」。歯をキレイにするという意味では両者は同じであると言えます。そのため患者さんによっては、どっちも同じじゃないの?どう違うの?と疑問に思う方もいらっしゃることでしょう。ではまずホワイトニングとクリーニングの違いについて簡単にご説明します。

ホワイトニングは、歯を白くする薬剤を歯に塗布し、光や熱を加えることで色素を分解して、歯本来の色よりも白く仕上げます。歯が黄ばんで見えるのは、加齢とともに内部の象牙質の色が濃くなり、厚みが増してきます。そのためエナメル質から濃くなった象牙質が透けて見え、歯が黄ばんで見えてしまいます。ホワイトニングは内部の色素を分解して漂白するため、ご自身の本来の歯よりも白くすることができるのです。

いっぽう歯のクリーニングは、専用のブラシやカップ、ペーストを用いて歯の表面に付いた汚れを落とし、歯本来の色を取り戻します。またプラークを落としてむし歯や歯周病を予防することも目的としています。歯の色を取り戻すとともに、歯の健康維持を目的とするクリーニングは、予防治療として取り入れられていることがほとんどです。保険適用の場合、歯石除去とともに行われるため審美目的というおりは、歯周病治療の一環として捉えられます。

このように、同じ歯を白くする施術でも内容は大きく異なり、ホワイトニングは審美目的、クリーニングは予防目的であると言えます。

目的に応じた施術を受けましょう

同じ歯を白く仕上げる施術でも、ホワイトニングとクリーニングでは目的が異なります。歯を真っ白に美しく仕上げたい方はホワイトニングを定期的、または継続的に受けてみて下さい。そうすることで後戻りを予防すし、白さをキープすることができます。

歯周病が気になる方は、クリーニングをメインに受けられると良いと思います。歯周病は歯石が原因です。その歯石を作るのがプラークであり、クリーニングでは歯石除去と歯の表面を磨くことで、歯周病を予防しながら歯の着色を落とします。より美しい口元を求める方、歯の健康を維持したい方と目的は人それぞれ違います。目的に合った施術を受けて、キレイで健康的な口元を維持して下さい。

 

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