差し歯部分の歯ぐきの黒ずみは改善できますか?

差し歯をしている歯の歯ぐきが黒っぽく変色することを「メタルタトゥー」と言い、口元の審美面を大きく下げてしまいます。ではなぜメタルタトゥーが起きるのか、その原因と改善法についてお話をいたします。

メタルタトゥーの原因とは?

歯ぐきが黒っぽく変色するメタルタトゥーは、差し歯の部分のみ起こります。ではなぜメタルタトゥーが起きてしまうのでしょうか。その原因は、差し歯に使われている金属にあります。

保健適用の差し歯は安価で作ることができますが、素材に金属が使われるという条件がつきます。歯科治療で使われる保険適用の金属は金銀パラジウム合金で、日本の歯科治療における保険適用素材として、長く使われています。

また今ではあまり使われていませんが、かつて差し歯の土台にメタルコアという金属の土台が使われていました。メタルコアも歯ぐきの変色を引き起こす原因物質です。

この金属が溶けだすことで、歯ぐきに黒ずみや変色を生じさせるのです。年数が経つにつれて少しずつ劣化し、金属のイオンが流れ出てきて歯ぐきを変色させていきます。なお同じ金属といってもゴールドはメタルタトゥーを引き起こしません。

メタルタトゥーはどうやって改善させる?

メタルタトゥーは笑った時などに非常にとても目立ちます。特に前歯にメタルタトゥーがあると笑顔に自信が持てなくなってしまうかもしれません。

では審美性を下げるメタルタトゥーはどのような治療法があるのでしょうか。

1.差し歯を金属が使われていないものに変える

メタルタトゥーに対し有効な治療法は、差し歯を新しく治療しなおすことです。そしてその素材を金属が全く使われていない素材にすることで、メタルタトゥーを改善することが可能となります。

金属を全く使っていない素材として、オールセラミッククラウン、ジルコニアセラミッククラウンが代表的なものとして挙げられます。強度と審美性に優れており、美しさが求められる前歯にはとても有効手段となるでしょう。強度にも優れており、非常に優秀な素材であると言えます。

また保険改正で適応範囲が広がった保険適用のCAD/CAM冠も金属が使われていません。保険適用でノンメタルな素材ですが、プラークが付きやすい、部位によっては割れやすいという欠点があります。メタルタトゥー対策という意味ではノンメタルであるCAD/CAM冠は適していますが、オールセラミックやジルコニアセラミックと比べると、質が落ちるといったところでしょう。

また土台をメタルコアでなく、ファイバーコアにする医院がほとんどです。

2.レーザー治療による改善

差し歯をノンメタルの素材に変えるだけでなく、既に色素沈着を起こしている歯ぐきに対し、レーザー治療を行うことで歯ぐきの黒ずみが改善されます。レーザーを取り扱っている医院の場合、相談されてみるとよいでしょう。

見た目の影響のあるメタルタトゥーを改善し、美しい口元へ

メタルタトゥーは見た目に大きな影響を及ぼしてしまいます。特に前歯のメタルタトゥーはとても目立つため、できるだけ早く治療を行うことが望ましいです。差し歯が劣化して黒っぽくなってきた、以前に比べて歯ぐきの黒ずみが気になるようになってきたという方は、早めに相談されることをお勧めします。

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金属アレルギーがある場合の矯正治療について

歯並びが悪くて矯正治療を考えているけど、金属アレルギーがある方は装置によって金属アレルギーの症状が出る恐れがあります。では金属アレルギーのある方は、どのような矯正装置を選択すればよいのでしょうか。

ワイヤー矯正で使われている金属とは?

ワイヤー矯正の場合、装置に金属が使われているため金属アレルギーとわかっている方にとっては選択肢から外すのが一般的です。

ワイヤー矯正には全て金属が使われているメタルブラケットと審美性を重視したセラミックブラケットがあります。ブラケットに関してはセラミックなど金属を使わないものが選べますが、ブラケットに通すワイヤーは金属製のものが使われます。金属アレルギーが出やすい素材は、クロム、ニッケル、コバルトと言われており、矯正治療で使われる金属の中にはニッケル、コバルトが含まれているものもあります。その他の矯正装置で使われている金属としてはチタン、ステンレスがあります。チタンは生体親和性に優れており、インプラントの素材としてよく知られています。そのためアレルギーがある方でも安心して使えるとされていますが、100%アレルギーが出ないとは言い切れません。

またワイヤーを白くコーティングしてより目立ちにくくするホワイトワイヤーにしても、ニッケルが含まれるワイヤーに白いコーティングを施すだけであり、コーティングしてあるから大丈夫!というわけではありません。いずれコーティングが剥がれてくるので、その際にアレルギー症状が起きてしまう恐れがあります。

このように、ワイヤー矯正に関してはどうしても金属が使われるため、できることなら選択肢から外す方が賢明だと考えられます。

金属を一切使わないマウスピース矯正

金属アレルギーの方の治療方法の選択肢として安全なのは、マウスピース矯正です。インビザラインなどのマウスピースは、金属を一切使っていません。そのため金属アレルギーをお持ちの方でも安心して矯正治療を進めることができます。

ただほとんどの症例に対応できるワイヤー矯正と比べると、マウスピース矯正は症例によっては対応が難しい場合があります。特に抜歯を伴うケースや骨格が原因の場合、マウスピース矯正では思うような結果が得られない、ということも考えられます。

ただインビザラインについては日々進化を続けており、難症例でも対応できる医院が増えてきました。ですのでご自身の歯並びや噛み合わせがマウスピース矯正で治せる可能性があるとかどうか、まずは相談してみることをお勧めします。

金属アレルギーが心配な方は、事前にパッチテストを受けておきましょう

歯並びが悪くて矯正治療を考えているけど、金属のものを身に着けると皮膚が赤くなって痒くなる・・・こんな心配がある方は、事前に皮膚科でパッチテストを受けてみてください。パッチテストを受けることで、どの金属にアレルギー反応を示しているかがわかります。それにより、使える金属および使えない金属がわかりますので、安心して矯正治療を受けられるのではないかと思います。自分に合った矯正装置を選択するためにも、金属アレルギーが心配な方は皮膚科で検査を受けたうえで、歯科医院に相談してみて下さい。

 

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歯のクリーニングとホワイトニングの違いについて

くすんだ色をした歯や黄ばんだ歯は、口元の審美面を大きく下げてしまいます。歯を白くすることで口元の印象はぐっと変わりますが、歯を白くする方法として、歯のクリーニングとホワイトニングがあります。皆さんはクリーニングとホワイトニングの違いをご存じでしょうか?今回はクリーニングとホワイトニングの違いについてお話をいたします。

歯のクリーニングとホワイトニングの違いとは?

では同じ歯を白くする施術であるクリーニングとホワイトニングは、どのような違いがあるのでしょうか。2つの違いを詳しく説明いたします。

・歯のクリーニング

歯のクリーニングとは、歯の表面についた汚れや着色、プラークなどを落とし、歯本来の白さを取り戻すための施術です。専用のカップやブラシ、ペーストなどを使い、歯の表面に付いた汚れやプラークを落とします。施術後は歯の表面がツルツルになり、さっぱりとしてとても気持ちが良い仕上がりになります。

歯のクリーニングは着色汚れを落とすことで歯本来の色を取り戻すことができます。漂白剤などは一切使わないため、ご自身の元々の歯の色以上白くすることはできません。しかし着色を落とし自然な白さを取り戻すことで、口元の美しさを十分に引き立てることができます。

歯のクリーニングはプラークも落とし、歯の健康維持にとって大きな役割を持ちます。また保険診療内で受けられるため費用面の心配もありません。また小さなお子さんや高齢の方まで幅広い年齢層に対応できること、持病をお持ちの方や妊娠中の方などどんな方でも対応できる強みがあります。

ただ元々の歯の色がそれほど白くない場合、クリーニングでそれ以上白くすることはできません。

・歯のホワイトニング

歯のホワイトニングは、専用の薬剤を使って熱を加え、汚れやくすみを漂白して歯を白くする施術です。歯のクリーニングとは違い、歯を真っ白にすることを目的としていますのでホワイトニングを終えたご自身の歯を見てびっくりされることと思います。

ホワイトニングには歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で好きな時間に行うホームホワイトニング、その2つを併用するデュアルホワイトニングがあります。いずれもクリーニングでは得られない歯の白さを手に入れることができることから、若い方を中心にニーズが高まっています。

ただ保険適用になるクリーニングとは違い、ホワイトニングは審美領域になるため完全自費治療となり、高額な費用が必要となります。

またホワイトニングはいくつか制限事項があり、該当する場合は施術が受けられないことがあります。クリーニングに比べホワイトニングのほうがやや対応できる幅が狭くなります。

それぞれの特徴を知って上手に使い分けましょう。

クリーニングとホワイトニング、それぞれの違いについてお話しました。どちらも審美性を回復させるために効果的な方法であるため、それぞれの特徴や適応できる症例などを知っておいて使い分けると効果的です。

ご自身に合った方法で歯を白く美しくさせ、笑顔に自信を持って過ごしましょう。

 

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セラミッククラウンを長持ちさせるためには?

保険の差し歯や銀歯、ホワイトニングでは白くできない歯など美しさを兼ね備えたセラミッククラウンは、自費治療のためどうしても費用が高くなってしまいます。セラミッククラウンには寿命がありますが、お口の状況によってその寿命は変わってきます。ではセラミッククラウンをできるだけ長持ちさせるには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。

天然歯と比べ虫歯にはならないですが・・・

天然歯と銀歯やセラミッククラウンといった人工の補綴物との大きな違いは、補綴物は虫歯にはならないことです。虫歯菌は天然歯のみに寄り付いて酸を出すことによりエナメル質を溶かし、虫歯を作ります。いっぽう天然歯以外の補綴物の部分は酸によって溶けることはありません。したがって、補綴物そのものが虫歯になることはありません。

しかし補綴物は歯を削った部分を修復させるものであり、歯そのものは残っています。当然エナメル質の部分は虫歯になるリスクを抱えています。それと同時に、接着力に劣る銀歯は、歯と銀歯の間から虫歯菌が入り込んで歯の内部で虫歯を作る二次カリエスのリスクが高い補綴物です。

セラミッククラウンは素材の特徴上、銀歯よりもプラークや細菌が付きにくい素材です。また歯との接着性にも優れているため虫歯リスクはかなり抑えられますが、残念ながらゼロにすることは不可能です。虫歯リスクを極力減らすために毎日の歯磨きはもちろん、定期検診を受けることで歯やセラミッククラウンを長持ちさせることが可能となります。

セラミッククラウンの平均寿命はどのくらい?

セラミッククラウンの平均的な寿命は10~20年くらいと言われています。中には平均寿命を大きく超え、高齢になってもセラミッククラウンを維持されている方もおられます。その反対に、平均寿命にも満たずに再治療が必要になる方もおられます。その違いはいったいどこにあるのでしょうか。

セラミッククラウンの寿命を短くしてしまう原因は?

お口の中の環境によってセラミッククラウンの寿命は大きく異なることがあります。ではセラミッククラウンの寿命を短くしてしまう原因と対処法についてご紹介しましょう。

1.歯ぎしりや食いしばり

無意識に行ってしまう歯ぎしりや食いしばりは、歯に大きな負担を与えてしまいます。当然、セラミッククラウンも摩耗してしまうため、結果的に寿命を短くしてしまいます。歯ぎしりや食いしばりの自覚症状がある方や、歯科医師に指摘された方は歯ぎしり対策用のマウスピースを装着することで歯の接触を避け、セラミッククラウンの摩耗を防ぐことができます。

2.噛み合わせが悪い

せっかくセラミッククラウンを入れても、噛み合わせが悪いと歯にかかる力のバランスが悪くなります。また噛み合わせの悪さによって虫歯でないのに歯が痛い、また頭痛や肩こりなどといった不快症状の原因になります。セラミッククラウンを入れたあとの噛み合わせの悪さは調整を行うことで改善できますが、何度も繰り返すようであれば、セラミッククラウンの再治療を考えなければいけないこともあります。

3.衝撃によるもの

口元に強い衝撃のあるリスクが高いスポーツを行われる方は、そうでない方と比べてどうしてもセラミックが割れるリスクがあります。ラグビーやアメフトなど、体同士が強くぶつかるスポーツをする方は、スポーツ用マウスガードを着用することでリスクを低くすることが可能です。

セラミックを長持ちさせるために

セラミッククラウンをできるだけ長持ちさせるためには、虫歯予防はもちろん、セラミッククラウンが割れてしまう原因となる歯ぎしりや食いしばりの予防と緩和など、良い口内環境を保つことがとても大切です。

せっかく高い費用を出して治療をしたセラミッククラウンですが、少しでもおかしいな?と思うことがあれば早めに歯科医師に相談して下さい。

 

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なぜ知覚過敏はホワイトニングができないの?

歯を真っ白に仕上げ、口元を美しく魅せるホワイトニングですが、全ての方が適応できるというわけではありません。特に知覚過敏の方はホワイトニングをすることで歯に重篤なダメージを受けてしまうことがあります。今回は、なぜ知覚過敏はホワイトニングができないのか、またホワイトニングができない場合の対処法についてお話をいたします。

ホワイトニングができない条件とは?

ホワイトニングには歯医者で行うオフィスホワイトニングと、ご自宅で好きな時間に行うホームホワイトニングがあり、どちらも専用の薬剤を使って歯を白くします。ホワイトニングで歯を白くすることで口元だけでなく、お顔全体の印象を大きく変えるため、ホワイトニングを希望される方が増えていると思います。

しかしホワイトニングはすべての方に適応できるわけではありません。まずはホワイトニングができない歯の条件を挙げてみましょう。

・大きな虫歯や歯周病がある歯

・エナメル質や象牙質の成長が不十分な歯

・詰め物や差し歯などの人工の歯

・知覚過敏のある歯

以上に当てはまる場合、ホワイトニングでは十分な効果が得られないだけでなく、歯にダメージを受けてしまう可能性があります。

なぜ知覚過敏の歯はホワイトニングができないの?

知覚過敏とは、虫歯でもないのに冷たいものなどが歯にしみて「キーン」とした鋭い痛みを感じることです。じわじわとした痛みではなく、頭に響くような鋭い痛みを経験すると、冷たいものなどを口にするのが怖くなってしまうのではないでしょうか。

知覚過敏の原因は様々ですが、歯ぐきが下がって歯の根元が露出していることで、痛みを感じると言われています。歯の根元はエナメル質がなく、むき出しになった状態があのイヤな痛みを引き起こすのです。

ホワイトニングは薬剤を使って歯を白くしますが、知覚過敏がある場合、非常に強い刺激を与えることになります。もし知覚過敏の状態でホワイトニングを受けた場合、薬剤の刺激が直接神経に伝わり、激しい痛みを感じることが想像できます。知覚過敏でない歯でも、ホワイトニング後は一時的に知覚過敏のような症状が起こりますが、既に知覚過敏の方はホワイトニングの最中や終わったあとにひどい痛みに襲われることが考えられます。このようなことが原因で知覚過敏の方はホワイトニングが受けられません。

知覚過敏の方はどうやって歯を白くする?

知覚過敏の方はホワイトニングを受けることができません。しかし歯が黄ばんできたなど審美性を低下させてしまう場合、やはり歯を白くしたいという思いが強く起きるのではないでしょうか。

ご紹介した通り、知覚過敏の方は基本的にホワイトニングを受けることができません。審美性を下げる歯の色をホワイトニング以外で改善できるのは、次の方法です。

・小まめに歯のクリーニングを受ける

ホワイトニングでなくとも歯を白くできる方法があります。それは歯のクリーニングを小まめに受けることです。ホワイトニングのような真っ白い歯というよりは、ご自身の歯の色を取り戻す施術であり、歯の健康維持にも欠かせません。毎日の飲食で少しずつ着色が起こるため、小まめにクリーニングを受けることが最善策になります。

・ラミネートべニアをする

ラミネートべニアとは、薄いセラミック製のシェルを歯に貼り付ける方法です、少しだけ歯の表面を削りますが、セラミック製のシェルを貼り付けることで自然で美しい歯を手に入れることができます。

・セラミッククラウンを被せる

とにかく歯を白くしたい!という方はセラミッククラウンを被せることで、真っ白な歯を手に入れることができます。ただ歯を削らなければいけないため、色々なリスクを把握しておくことが大切です。

ホワイトニングは歯科医院で受けましょう

知覚過敏の方のホワイトニングについてお話をいたしました。知覚過敏はホワイトニングを受けると悪化する傾向が強くなります。

またご自身の歯にトラブルがないかどうかは事前の歯科医師の診察が欠かせません。歯科医師が診察することで虫歯や歯周病の有無が分かり、ホワイトニングを受けても良いかどうかの一つの判断基準となるためです。

憧れの白い歯をホワイトニングで手に入れることができますが、お口の中や歯にトラブルがないかどうかをきちんと把握するためにも、ホワイトニングは必ず歯科医院で受けましょう。

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セラミッククラウンでも欠けることはある?

保険診療にはない美しさと強度が魅力のセラミッククラウンは、お口の審美性を引き上げ、耐久性が良いところが大きな魅力です。毎日の食事を美味しく食べるためにはしっかりと噛めることがとても大切ですが、セラミッククラウンは固いものを噛んでも絶対に欠けたり割れたりしないのでしょうか。今回はセラミッククラウンの強度に焦点を当ててお話をしたいと思います。

セラミックは割れない?

歯科治療で使われるセラミックは、保険診療の素材と比べると滑らかでプラークが付きにくく、強度も優れていると言われています。一般的に保険診療の素材というと、代表的なものはレジンで、小さな虫歯治療によく使われます。しかしレジンは耐久性に不安があり、年月が経つにつれ劣化してきます。また強度もそれほど強くなく、固いものを噛んだ時にレジンで治療をした部分が取れてしまうことがあるなど不安が残ります。

保険診療のもうひとつの素材は、金属です。金銀パラジウム合金を使ったいわゆる銀歯は、強度にはとても優れてします。しかし審美性を大きく下げ、思いっきり笑うことが憚られる方もおられるでしょう。銀歯の良いところは、安い費用と強度です。固いものを噛んでも割れることはほとんどありません。

ではセラミックはどうでしょうか。セラミッククラウンといっても、いくつか種類があり特徴も少しずつ異なります。それぞれの特徴はのちほどお話いたしますが、そもそもセラミックは絶対に割れないのでしょうか。銀歯のほうが強いのでは?とお考えになる方もおられるでしょう。

結論から言うと、セラミッククラウンでも割れたり欠けたりすることはあります。人工のものは、天然歯にはかないません。これは銀歯も同じですが、天然歯ほど強いものはありません。しかし天然歯は酸に弱く、虫歯になると歯が溶けてしまいます。逆に人工歯は虫歯にはなりません。虫歯のように歯が溶けて脆くなることはありませんが、絶対に欠けないという保証もないということをまず知っておきましょう。

セラミッククラウンの種類について

セラミックを使った詰め物や被せ物にはいくつか種類があり、特徴もそれぞれ異なります。医院によって呼び名が少しずつ異なることがありますので、一般的な呼び名でご紹介します。

オールセラミッククラウン

オールセラミッククラウンとは、その名のとおり全てセラミックでできている被せ物です。審美性にとても優れており、口元の美しさを引き上げてくれますが、強度にやや不安があるため奥歯に使うと割れてしまうことがあります。また前歯の場合、欠けてしまうこともあります。

ジルコニアセラミッククラウン

人工ダイヤモンドと言われている強度に優れたジルコニアを使った被せ物です。ジルコニアを混ぜることでオールセラミックよりも強度が増します。奥歯や前歯など、どの部位においてもしっかりと噛むことができますが、費用がかなり高くなります。

オールジルコニア

全てジルコニアで作られた被せ物で、強度に大変優れています。ジルコニアは金銀パラジウム合金よりも強いと言われ、抜群の強度を誇ります。そのためめったに割れることはありません。しかし審美性に少し劣るため、あまり目立たない奥歯に使うことで効果を発揮します。

メタルボンド

セラミッククラウンの中でも歴史が長いメタルボンドは、内側に金属、外側がセラミックという作りになっています。金属がある分強度は安定していますが、外側のセラミックが劣化して欠けてしまうことがあるようです。

その他にも医院によって用意しているセラミッククラウンがあり、それぞれ呼び方が違うことがあります。強度に優れているセラミックですが、100%割れないということはありません。それぞれの特徴を理解し、ご自身に合った選択をしましょう。

 

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歯を残すために大切な歯並び

8020運動という言葉を耳にしたことがある方が多いのではないかと思います。この8020運動とは、80歳になっても自分の歯を20本以上残そうという運動です。歯を残すためには歯を残すためのお口の中の環境が大切になり、そのひとつとして歯並びが挙げられます。ではなぜ歯を残すために歯並びが重要なのでしょうか。

歯を失う原因は虫歯と歯周病だけではない?

歯を失う代表的なトラブルといえば、虫歯と歯周病です。どちらも症状が悪化すると歯を失ってしまうため、高齢者の方たちの中で歯があまり残っていない方の大多数は、虫歯や歯周病で歯を失ってしまったのではないかと思います。

しかし、歯を失う原因はこれだけではありません。実は歯並びが大きく影響していることを知らない人が多いのではないでしょうか。

実際に、8020運動を達成した方の80%以上が歯並びや噛み合わせに問題がないと報告されています。

言い換えると、歯並びや噛み合わせに問題がある方の場合、8020運動の達成は非常に難しいということになります。つまり歯並びの悪さが歯を失ってしまうことに大きく関わるのです。

歯並びが悪いとなぜ歯を失うリスクが高まるの?

ではなぜ歯並びや噛み合わせが悪いと歯を失うリスクが高くなってしまうのでしょうか。いくつか要因がありますが、まずは歯磨きがし辛いため、虫歯や歯周病の元となるプラークが溜まってしまうことが挙げられます。

歯と歯が重なった部分に歯ブラシの毛先が届かず、どうしても汚れが残ってしまいます。そこへ虫歯菌や歯周病菌が寄り付き、歯を溶かしたり歯周組織に炎症を引き起こしてしまうのです。

また噛み合わせが悪いと、同じ部位に負担がかかり過ぎてしまいます。そのため歯が割れてしまう可能性があります。歯周組織にも炎症が起きやすく、歯槽骨が吸収されて歯がグラグラになり、結果的に歯を残すことが出来なくなることも考えられます。

見た目だけでなく、将来的な歯の健康を考慮した矯正治療を

いつまでもご自身の歯で食事ができることほど幸せなことはありません。若い間はそのようなことを感じることはほとんどないと思います。しかし何十年か経ったとき、もしご自身の歯をたくさん失ってしまったら・・・?総入れ歯になってしまっていたら・・・?このようなことを考えると不安になりませんか?食べる楽しみはもちろん、いつまでも健康でいられるためにはしっかりと噛める歯が必要です。

虫歯や歯周病だけでなく、歯並びの乱れや噛み合わせの異常は歯を失う大きな原因です。見た目が気になるから治すだけでなく、将来的な歯の健康維持のためにも、歯並びや噛み合わせに不安があれば早めに専門医に相談しましょう。

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歯のすき間が気になる場合、どのような治療法がありますか?

歯と歯の間にすき間があると、思いっきり笑うことができないのではないでしょうか。歯の間にすき間ができる原因はいくつかありますが、この隙間を埋めることで笑顔に自信を取り戻すことができると思います。では歯のすき間を埋める治療法には、どういったものがあるのでしょうか。今回は歯のすき間ができる原因と、その治療法について詳しく説明をいたしますので、是非参考にしてください。

歯の間にすき間ができる原因について

歯のすき間には、前歯の間に生じるものと、全体的にすき間ができるものに分けられます。審美面に影響を与えるこの隙間はどうしてできてしまうのでしょうか。まず歯と歯の間にすき間ができる原因についてご紹介します。

上唇小帯の位置の異常

前歯の間に生じるすき間を「正中離開」と言い、その主な原因は、上唇小帯の位置の異常によるものです。上唇小帯とは、上の前歯の歯ぐきから唇に繋がるヒダのような組織を言います。通常歯ぐきにある上唇小帯が前歯の間まで入り込んでしまうことで、前歯の間にすき間ができてしまいます。

舌で前歯を押す癖によるもの

舌で前歯を押す癖がある場合も、正中離開の原因になります。歯を前歯で押すことで顎が広がり、前歯の間にすき間ができることがあります。

全体的に歯が小さい

全体にわたって歯にすき間がある状態を「空隙歯列」と言います。空隙歯列の原因のひとつとして、歯が小さいことが挙げられます。顎の大きさに対し歯が小さいとスペースが余り、全体的にすき間が生じてしまいます。

歯の本数が足らない、歯ぐきに埋もれたまま生えてこない

生まれつき永久歯の本数が足らない場合も、空隙歯列の原因となります。また永久歯が歯ぐきの中に埋もれたまま生えてこない場合も、すき間ができてしまう原因になります。永久歯の本数は親知らずを除いて28本ですが、歯の本数に異常がある場合や、永久歯が確認できるのに歯ぐきの中に埋もれたまま生えてこないケースが、空隙歯列を生み出してしまいます。

その他にも、過剰な顎の成長や大きな舌などが、歯の間にすき間を生じさせる原因と考えられています。

気になる歯のすき間を埋める治療法とは?

このように審美面に影響を与えてしまう歯の間のすき間は、どのような治療法があるのでしょうか。次にすき間を改善する方法をご紹介します。

歯列矯正

最もオーソドックスな治療法は、ワイヤーやマウスピースを用いた歯列矯正です。特に全体的にすき間がある場合、歯列矯正によってすき間を埋め、整った歯列へと改善することができます。

ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングとは、歯科用レジンを使って気になる部分を埋める治療法です。歯列矯正に比べて治療期間が短く、費用も抑えることができます。正中離開にはダイレクトボンディングによる治療法が最適とも言えます。

ラミネートべニア

ラミネートべニアとは、セラミック製の薄い付け爪のようなものを歯の表面に貼り付ける方法です。歯のすき間の状態によっては、ラミネートべニアにて改善することが可能です。

セラミッククラウン

セラミック製の被せ物を被せてすき間を埋める方法もあります。こちらは型取りが必要になりますが、短期間で隙間を埋めることができます。見た目がとても美しくなりますが、歯をたくさん削らなくてはいけないため、様々なリスクが生じることを知っておく必要があります。またセラミッククラウンを被せることで噛み合わせが変わってしまうこともあります。

状態に合った治療法で気になるすき間を改善しましょう

歯のすき間ができる原因と治療法についてご紹介しました。見た目に影響を与えてしまう歯のすき間は、ご紹介した治療法できれいに改善することが可能です。ご自身の歯のすき間の原因が何なのか、そして原因に応じた治療法はどれなのか、まずは歯科医師に相談しながら最適な治療法を決めていきましょう。

 

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神経を取った歯の変色、どうやって治す?

歯の黄ばみや変色は口元の美しさを半減させてしまいます。歯が変色する理由は原因によって異なり、対処法も違ってきます。では歯の神経を取り除いたことによる黒ずみは、どのような治療を行えば口元の審美面を回復させることができるのでしょうか。

神経を取った歯はなぜ変色するの?

歯の中には歯髄という、神経や血管が通っている管があります。歯髄は歯に酸素や栄養素を送り届けるとても大切な役目を持っており、痛みなどを感じるのは、神経が通っているからです。

虫歯が歯髄まで進行すると、非常に激しい痛みを伴います。この状態になった場合、歯髄を取り除く「抜髄」という処置を受けなければ痛みが治まりません。虫歯菌によって炎症を起こした血管や神経を取り除く治療が必要になります。

歯髄を取り除いた歯は何度か根の中の治療を行い、完全に細菌を取り除く治療を行います。その後状態に合わせて歯の形態を修復しますが、ここで起きるのが、神経を取り除いた歯の変色です。神経を取り除いた歯の特徴は、歯がグレーっぽく変色することです。

この変色は、歯髄の中に残った血液成分やコラーゲンなどが古くなったものです。歯髄の周囲には象牙細管という細い血管が通っています。この神経を取り除くと、代謝が悪くなって古いコラーゲンや血液が象牙細管に溜まり、少しずつ歯を変色させていきます。

また虫歯以外でも、歯を強くぶつけて神経が死んでしまったときに歯の黒ずみが生じます。特に前歯の場合この黒住が非常に目立ってしまうため、思いっきり笑うことができないのではないかと思います。

神経を取った歯の黒ずみの改善法とは?

神経を取って歯が黒っぽく変色した場合、ホワイトニングで白くすることができるのでは?と思うかもしれません。確かにホワイトニングは歯を白くする効果を持っていますが、神経を取り除いた歯にはほとんど効果がありません。では神経を取った歯はどうやって審美性を回復させるのでしょうか。

ウォーキングブリーチ

神経を取った歯の黒ずみの一般的な改善法は、ウォーキングブリーチという治療法です。根管内に漂白剤を入れ、内側から徐々に黒ずみを漂白する方法です。直接根管内に漂白剤を入れるため、高い効果が期待できます。しかし全ての歯に有効というわけではなく、歯にヒビが入っておらず、しっかりとした歯質が残っているかどうかが条件です。

セラミッククラウン

歯質が薄く、ウォーキングブリーチでは改善が難しい場合、歯の上からセラミッククラウンなどの被せ物を被せて審美性を回復させる方法があります。金属を使わないセラミッククラウンなら、審美性を回復させるだけでなく、美しさを維持することができます。ただ歯をたくさん削るというリスクがあることを事前に理解しておきましょう。保険でも白い被せ物を選ぶことはできますが、セラミッククラウンなどの自費の素材に比べると黄ばみや劣化が起きやすくなります。

治療法は様々。よく相談を

神経を取った歯の黒ずみの改善法についてお話いたしました。治療法はいくつかありますが、状態に応じた治療を行うことが大切です。そのためにもまずはどのような治療法が最適なのかについて、かかりつけ医とよく相談のうえ、治療法を選択しましょう。

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なぜリテーナーを付けておくことが大切なの?

矯正治療が終了し、歯を動かすための装置を外したら解放感でいっぱいになると思います。しかしその後は保定期間に入り、再びリテーナーを付ける必要があります。せっかく矯正装置から解放されたのに、リテーナーを付けて過ごさなければいけない日が続くことに少々うんざりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかしリテーナーは矯正治療後に欠かすことができません。今回は、リテーナーの重要性についてお話いたします。

リテーナーとは?

リテーナーとは、保定装置のことを言い、矯正治療後に並んだ歯が元に戻らないようにするための装置です。矯正治療後の歯は新しい組織ができるまで、元の位置に戻ろうとする後戻りの性質があります。リテーナーとは、装置を使って後戻りしないようにする大切な装置なのです。

例えばガタガタの歯並びをワイヤーやマウスピースを使ってきれいに治したあと、リテーナーを付けずに過ごしていると再度ガタガタの歯並びに戻ってしまいます。出っ歯など他の症例でもリテーナーを付けずにいると、後戻りが起きてせっかくの矯正治療が台無しになってしまうことがあります。

リテーナーを付けて過ごすことで、綺麗に並べた歯並びや正しい噛み合わせをキープすることができるのです。

リテーナーの種類について

矯正治療後の後戻りを防ぐリテーナーの主な種類は次のとおりです。

ワイヤー固定

フィックスタイプと呼ばれる細いワイヤータイプのリテーナーで、6~8本の歯を固定します。ワイヤー周囲にプラークが付きやすいので、丁寧な歯磨きが必要です。

マウスピース式

透明なマウスピースをはめるタイプのリテーナーです。取り外し式のため食事や歯磨きがしやすいですが、長期間付けることになりますので、徐々に汚れたり破れてしまうことがあります。

床矯正タイプ

小児矯正で使用するような、ピンクのプラスチックの装置を付けるタイプです。歯の見える部分にワイヤーが通るので目立ちやすくなってしまいます。また衝撃に弱いため、落とすと破損する恐れがあります。

リテーナーを装着する期間は?

ではリテーナーはどのくらい装着すればよいのでしょうか。これは医院の方針によって異なりますが、後戻りを防ぐためには一般的な保定期間として1~3年間を要します。特に取り外し式のリテーナーの場合、マウスピース矯正と同じように食後や歯磨きのあとにすぐリテーナーを装着しなければいけません。その後医師の指示に従い、就寝中、そして週に数回など徐々に回数を減らしていくことが多いです。

ただ保定期間後数年経ってから後戻りが起きるというケースも少なくありません。中には一生リテーナーをつけておくよう指示する先生もいらっしゃいます。医師の指示を守り、保定期間中は勝手にリテーナーを外してしまわないようにしましょう。

リテーナーは矯正治療で綺麗に整えた歯並びを保つために欠かせません。面倒だと思うかもしれませんが、せっかく治療を終えた歯並びが後戻りしてしまったら元も子もありません。医師の指示に従い、リテーナーはきちんと付けておくようにしましょう。

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