酸蝕歯

今日は名古屋で講習を受けてきました。
「審美的修復(いかにきれいに目立たなくむし歯を埋めるか)」
「知覚過敏(歯がしみること)」
「酸蝕歯(食品によって歯が溶けること)」
についてです。
むし歯、歯槽膿漏に次ぐ第3の疾患と言われる酸蝕歯は、今のような食生活や生活環境によりますます増えてきます。
興味深い話でしたので、これもまた患者さんの指導に役立てていきたいと思います。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院

マウスピース矯正

先週の日曜日は長野に行きましたが、今日は東京の秋葉原に行きました。
マウスピースタイプの歯の矯正装置のセミナを受講してきました。
この矯正法はブラケットという金属を歯につけることもないので見た目によく、取り外ずすことができるので歯も磨きやすく、むし歯になりにくいという長所があります。
全ての症例に応用はできませんが、いろいろある矯正治療の中の一つとして結構効果的な方法なので、適応する患者さんには積極的に提案していきたいと思います。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院

慣れってすごい

今日は早起きして大阪豊中の千里中央に入れ歯のセミナーに行ってきました。
日帰りのスケジュールです。
大阪だと私は日帰りで参加することができるのでまだよいのですが、隣に座ってみえた先生は秋田県からの参加で、このセミナーに出席するために2泊3日できているそうです。診療も休まないといけないし、費用もかさむので本当に大変だと思いますが、その先生が言うには「基本的にどこに行くのも飛行機なので、東京へ行くのも、大阪へ行くのも、九州に行くのもあまりかわらない」そうです。
“セミナーは飛行機で”という感覚が普通の頑張っている先生を見ているとすごいなと思います。
私は東京も大阪も比較的簡単に行ける場所で開業してるので、それを遠方でのセミナーと思わず、「名古屋に行ってきます」ぐらいの感覚で、もっとたくさんのセミナーに参加していかなければいけないのかなと「喝」をもらいました。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院

感染症予防講習会

夏真っ盛り!!
寝室のエヤコンが故障し快適な眠りにつけない上、ロンドンオリンピックを遅くまでテレビで観ていた為、極度睡眠不足状態・・・
が、今日も奈良市にある奈良県歯科医師会で行われる「感染症予防講習会」を受講する為に早朝から近鉄特急に乗り込みました。
講習は昼には終わったので、久しぶりの奈良ということもあり少し観光でもしようと思いましたが、あまりに暑すぎてそんな気分も失せてしまいまっすぐに桑名に戻りました。
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削らない歯医者

私はセミナー受講の為、大阪の梅田スカイビルに行ってきました。
「マイナス1歳(マタニティ)からのむし歯予防」というセミナーで、予防先進国ですでに行われている科学的根拠(エビデンス)に基づいたケア(自宅と歯科医院)を行い、繰り返しできるむし歯や新たにできるむし歯を防ぐ方法を紹介する内容でした。
ヨーロッパやカナダ、アメリカなど日本の何倍もの砂糖を消費しているのに、日本よりむし歯が少なくて、残っている歯数も多いのは、予防法が我が国よりも確率しているからです。
赤ちゃんのむし歯予防のスタートは母親の妊娠中から管理していくことも重要となってきます。
私たち歯科関係者も高度な治療技術を学ぶことも大切かもしれませんが、そんな難しい高度な治療をしなくても済むように、来院される皆さんが自分の歯をできるだけ長く健康に保つことができるようにしていくことがもっと大事だと思います。
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新しい矯正装置

名古屋で矯正のセミナーがあり参加してきました。
今回の内容は奥歯(第一大臼歯、第二大臼歯)が横や前に倒れていたり、飛び出したりしている時にどうやって治すかという話でした。
奥歯は前歯に比べて歯が動きにくいので、矯正する力のかけ方や方向、そしてそれを支える固定源の作り方など難しい問題があります。
今回学んだ装置は今まで全く知らなかったので、大変有意義なものとなりました。
症例としてはあまり多くはないですが、確実に使えて良い結果も出ると思われるので臨床に取り入れていきたいです。
またこのセミナーで10数年振りに大学の同級生に会うこともでき、終了後はお酒をのみながら昔話に花を咲かせました。
「お互い年とったな~」
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入れ歯の名人

昨日は半年ぶりに大阪に行き、豊中にある千里ライフサイエンスセンターにて入れ歯の名人の先生のセミナーを受講してきました。
全国から部分入れ歯に悩む患者さんが救いを求めて集まってくるような医院の院長なのですが、その先生の独自で編み出した数々のメソッドはただ驚くばかりです。
学問的には大学での教育においてまだ認められているわけではありませんが、患者さん一人ひとりが大変満足して帰っていくビデオをみると、開業医はこうでなくてはいけないと憧れてしまいます。
患者さんに少しでも満足していただけるように、そういう姿勢を持ち続けたいと思います。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院

社会貢献

少し久しぶりにセミナーに参加する為、朝から名古屋に行ってきました。
審美関係ーいかに口元の見た目をよくするかーのセミナーでしたが、その為のテクニックを聴いてきましたので今後の治療に役立てていきたいと思います。
ところで最近、役員会やら会議等が多くなり、診療後や休診日に出かけることが増え多忙な毎日です。
ある程度歳をとってくると、色々と頼まれる事が増えるのは仕方ないことですが、以前は歯医者は歯を抜いたり、削って埋めることだけが仕事だと思っていたので、今は本業(歯を治療していること)以外に外でもすることが多くなり予想とは大違いです。
社会貢献のうちの一つだと思いやっていますが、私は何か人の役にたっているのでしょうか・・・?
そんな事を考えながら今日も頑張っています。
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CHP-Tubu

とても寒い日となりました。
今日は私が所属するCHP研究会の東海地区部会CHP-Tubeの集まりが名古屋駅前であり、4時間ほど会議に出席してきました。
ヘルスプロモーションという考えをもって歯科医院創りをし、来院される方々に少しでも笑顔で健康作りをしていただけるようにしていこうという目標をもって集まっている会ですが、他の院長の色々な意見を聞くことができいい刺激を受けることができました。
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噛むことは、生きること

2月19日(日)、桑名市民会館にて「お口からはじめる健康づくり」という演題で介護予防講演会が開催されました。
口は健康のシグナルであり、全身の病気とつながっていることが分かってきました。
歯が痛くなる前の定期ケアが重要で、私たち自身で自分の健康を守るという意識が大切であり、口を“命の入り口”にするか、“病の入り口”にするかー咀嚼(そしゃく)をテーマに健康や医療の在り方を今一度考えるという内容でした。
昔の食事は未精製の食品が多く繊維質が豊富で、よく噛まないと食べられませんでしたが、現代は加工食品が多くなり、弥生時代に比べると咀嚼回数が6分の1、食事時間は5分の1に激変しています。よく噛むと顔の筋肉が動き脳も活発化されます。口は単に食べ物が入る場所ではなく、体全体とつながる極めて重要な器官なのであります。
また現在4人に1人、20年先には3人に1人が65歳以上という超高齢社会という時代を迎える日本。日本の未来は高齢者がいかに健やかで自立し、豊かに生きるかにかかっています。その為には肺炎の予防も含め口腔ケアがとても大切になってきます。
私もこの世界に入る前は歯なんて痛くなければそれで良いくらいにしか考えていませんでしたが、歯科の仕事をしていくにつれて、噛むことや食生活という極めて日常的な行為がとても大切であり、口の向こう側の奥深さをひしひしと感じております。
健康な口でなんでもおいしく食べれることができればとても幸せなことだと思います。
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