咬合セミナー

今日は祝日で休診日だったのですが
「臨床評価の高い長期安定の為の咬合理論とその実践」
という実習付きのセミナーを受講する為に名古屋の藤ケ丘に行ってきました。
縄文人や弥生人の出土した頭蓋骨を見ると、咬合面(奥歯の噛み合わせる部分)は現代人よりも咬耗(長年噛むことによって歯が擦り減っていくこと)によって平坦になっています。
そして、不思議なことに喪失歯が少ないのです。
古代の人々は歯医者がいなくても生涯にわたって自分の歯で咀嚼を行っていたのです。
ここに咬合とは何かを解きほぐす大きなヒントがあるのではないかという話でした。
講師の丹羽克味先生は、非常に難しいとされる咬合理論を実際はあらゆる症例に適用でき、より簡単に理解できるものだと話をされていました。
実際私も臨床で体感していた事例を理論で丁寧に説明していただきこのセミナ―を受講して本当によかったと思いました。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院