「よい歯のコンクール」によせて

歯の衛生週間に合わせて「よい歯のコンクール」の審査会が桑名市民会館で行われました。
私は今こういう職業についていますが、小、中学生の頃は毎日のようにチョコレートやキャラメルを食べていました。歯磨きなんて適当、当然の事ながらむし歯はいっぱい。毎週のように歯医者に通院していました。ただどういうわけか、皆さんが嫌がるほど歯医者に行くことが苦痛じゃなかったので、真面目に通い続けたように思います。歯医者になっていなかったらきっと今よりもっとひどくなっていたでしょうし、歯も何本かは失っていたことだと思います。だからこの仕事について一番良かったのは、一生自分の歯で食べれることができるための知識や方法を知ることができたことです。
最近髪の毛が毎日のように抜け頭が薄くなってきまして、髪の毛を失うさみしさと大切さを痛感しております。歯はそれよりももっと大切です。どこに行こうが、何をしようが、食べるということは一生涯関わってることです。おいしく食べれるということは豊かな人生を送るためには絶対に必要なことです。歯のある人はそれほど感じないとは思いますが、不幸にして歯を失い食べることに対して不自由をされている方を毎日のように見ていますと、歯は大事だということをつくづく思います。
皆さんも毎日のケア、予防をきちんと行い、むし歯や歯周病にならないように、よく噛んで健康に過ごせるように頑張ってください。
三重県 桑名市 星野歯科医院