前歯のお勧めの被せものがセラミックの理由とは?

前歯は最も目立つ場所のため、見た目を重視した治療を希望される方は多いと思います。前歯の被せものは、保険適用のものと保険外のものがありますが、保険適用のものよりも、セラミッククラウンなど保険外のものがお勧めです。その理由はなぜでしょうか。

前歯の被せものの種類について

小さな修復なら、保険適用の白い樹脂でもカバーできますが、むし歯やその他の理由で歯をたくさん削らなければいけなくなった場合、クラウンという被せものを被せて修復する必要があります。

特に前歯は奥歯と比べると審美性が重視されるため、できるだけきれいな被せものを選択する必要があります。

前歯の被せものの種類には、保険適用のものと保険外のものがあります。最近適用されることが多い、保険の被せものと保険外の被せものをご紹介します。

・前装冠(保険適用)

前装冠とは、表側が白い樹脂、裏側が金属で作られた被せものです。保険適用で費用を抑えることができます。見た目は表側が白いため、審美性はある程度保つことは可能です。

・CAD/CAM冠(保険適用)

CAD/CAM冠とは、コンピュータを用いて設計、製造したレジンとセラミックを混ぜ合わせたものです。以前は小臼歯のみなど、条件付きで適用範囲が限られていましたが、2023年の改定により、全ての歯に適用となり、前歯も選べるようになりました。金属を一切使っていないため、審美性も保つことが出来ます。ただしブリッジなど連結した被せものには使えず、単冠のみ適応となります。

・オールセラミッククラウン(保険外)

オールセラミッククラウンは、全てセラミックで作られた被せものです。美しい見た目と耐久性に優れています。周りの歯と馴染みやすく、特に上の前歯に最適です。

・ジルコニアセラミッククラウン(保険外)

ジルコニアセラミッククラウンとは、セラミックにジルコニアを混ぜたものです。審美性に加え、ジル子に歯の優れた強度を併せ持った被せものです。強度がとても強いため、前歯だけでなく、小臼歯や大臼歯にも適しています。

前歯の被せもの、なぜセラミックがお勧めなの?

前歯に被せものは、保険適用と保険外のセラミック系どちらも適用しますが、よりお勧めは、保険外のセラミック系クラウンです。

保険外のデメリットとして、費用の高さが挙げられます。保険適用のものは安価でできるため、保険適用の前装冠やCAD/CAM冠を考える方が多いでしょう。

しかし、保険外の被せものは審美性はもちろん、耐久性の良さがお勧めの理由のひとつとして挙げられます。耐久性の良さというのは、「再治療の必要性が低い」ということです。

保険適用の素材は、何年かたってくると変色し、周りのご自身の歯と比べると明らかに黄ばみが目立つようになります。それは、白い部分が樹脂だからです。

樹脂は知らない間に少しずつ変色し、気が付けば治療をした被せものの歯だけ茶色くなっている、とびっくりされた方もいらっしゃるでしょう。

CAD/CAM冠も優れた保険素材ですが、樹脂を多く含んでいるため、汚れや細菌が付きやすくなる素材でもあります。その結果、数年後に再治療の必要性が高くなってしまうのです。

このようなデメリットがある保険素材と比較すると、セラミック系の保険外の素材は審美性、耐久性ともにとても優れています。費用は高くなりますが、長い目で見るとセラミック系保険外の素材のほうが、コストパフォーマンスに優れているとも言えます。

それぞれにメリット、デメリットがありますので、よく比較しながら最適な被せものを選択すると良いでしょう。

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前歯と奥歯それぞれ最適なセラミッククラウンとは?

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審美性の高さと耐久性の良さでニーズが多いセラミッククラウン。セラミッククラウンにはいつくか種類がありますが、部位によって適しているものと適さないものがあります。今回は、前歯と奥歯のセラミッククラウンの適性についてお話をいたします。

審美性が最重要視される前歯のセラミッククラウン

前歯は最も目立つ部位です。前歯の被せものが黄ばんでいると、口元全体の印象を大きく下げてしまいます。また歯ぐきが黒く変色する、メタルタトゥーも気になることと思います。

前歯は審美性が最も重要視される部位です。セラミッククラウンで治療をする場合、審美性と耐久性を兼ね備えた、オールセラミッククラウンやジルコニアセラミッククラウンが最適です。

色調も豊富で、周りのご自身の歯の色と調和しやすい色を選択することができるため、自然で美しい歯を手に入れることが可能です。

強度が重要視される臼歯部

前歯に比べると、小臼歯や大臼歯はそれほど目立ちません。その分、「しっかり噛むこと」において重要な役割を持つ臼歯部は、審美性もですが、強度や耐久性がより重要視されます。

このような強度を求められるセラミッククラウンでは、ジルコニアを使った素材が最適です。ジルコニアクラウンは人工ダイヤモンドと呼ばれるほどの強度を持っているため、噛む力を必要とする奥歯には最適です。

ただセラミッククラウンと比べると色調が単調なため、審美性はやや劣ります。とは言っても銀歯と比べると審美性はグンと上がりますので、見えづらい大臼歯が最適でしょう。大臼歯が銀歯の方は、ジルコニアクラウンがお勧めです。

小臼歯は大臼歯よりも見える部位です。審美性を重視するならセラミッククラウンか、e-maxという素材のセラミックがお勧めです。

メタルボンドはあまり使われていない?

オールセラミッククラウンやジルコニアセラミッククラウン、e-maxなどは比較的新しい素材です。これらの素材が躍進する前は、メタルボンドという被せものが主流でした。メタルボンドは内側が金属、外側にセラミッククラウンを焼き付けた素材です。内側が金属のため、強度や耐久性に優れています。

ただ金属を使用している分、メタルタトゥーのリスクは高まります。部位や強度を必要とする場合はメタルボンドが使われることがありますが、現在の主流はオールセラミッククラウン、ジルコニアセラミッククラウンです。

もし被せものを再治療する場合、金属を使っていないオールセラミッククラウンやジルコニアクラウンなどがお勧めです。

医院によって取り扱っている審美素材は様々です。セラミッククラウンにすることで、見た目や機能を大幅に上昇することが可能ですので、ご自身に合った被せものを決めるようにしましょう。

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