当院の新型コロナウイルス対策

当院では「新型コロナウイルス対策」として以下のように取り組んでおります

≪普段から行っている院内感染予防策 【滅菌・消毒・使い捨てのこだわり】≫

使い捨て(ディスポーザブル)のこだわり

医師・スタッフの「グローブ(ゴム製手袋)」や器具を置く「受け皿」、「コップ」「エプロン」、歯に水・風を吹きかける「シリンジチップ」、頭をのせるところの「ヘッドカバー」等、お一人ごとに使い捨てております。もちろんスタッフの手を拭くタオルも使い捨てのペーパータオルです。
また、お一人の治療が終わる毎に診察台、うがい場を除菌タオルで拭き取り、手が触れるライト・ユニット等は毎回ビニールのカバーシートを貼り換えています。

滅菌・消毒へのこだわり

抜歯等の手術、各処置に使用する器具はもちろんのこと、治療時に必ず用意される「ピンセット」「ミラー」等の基本セットも一人分ずつパックした状態でオートクレーブにより高圧蒸気滅菌し、皆さまに使用する直前に治療台の上で開封しております。

治療で使用した器具等

丁寧に水洗いした後、薬液の入った超音波殺菌装置で殺菌した後、1セットずつパッキングしてからオートクレーブ(121℃20分の高圧蒸気滅菌)と呼ばれる機械で菌を死滅させます。

EO水を用いた殺菌消毒

EO水とは微量の食塩を添加した水を電気分解処理することにより生成される消毒水です。強力な「殺ウィルス作用」「殺菌作用」がありますが、殺菌後はただちに活性を失い安全な「水」に変わりますので人体には無害です。
使用した器具類の殺菌・消毒、スタッフの手指の消毒、患者さまの口腔内の消毒、入れ歯、つめもの、被せ物などの消毒、院内の清掃等に使用しております。

※EO水は多くの病原微生物を瞬時に殺す力があります。
〈感染病の原因になる病原菌、ウィルス〉
エイズ、B型・C型肝炎、ヘルペス、緑膿菌、MRSA、結核菌、インフルエンザ、水虫など
〈食中毒の原因になる菌〉
黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、大腸菌O-157など

滅菌の後は…

治療でその器具を使うまで、パックされた状態のまま殺菌の棚の中に保管します。この棚は殺菌灯といって、菌を殺す光を発しています。
使用する直前まで殺菌灯の中で保管しております。
診療室には4つの殺菌灯があり、ほとんどの器具をそれらに保管しています。

歯の切削器具

皆さまの歯を削る時に使うタービン及びコントラなど(切削器具)の先と本体を、一本ずつ丁寧に滅菌しております。
切削器具の先はとても汚染されやすい部分ですが、実はその本体を一本一本滅菌する医院は多くありません。
なぜなら切削器具の内部に混入した唾液や血液を完全に滅菌することは、構造的に非常に難しいといわれており、専用の機器が必要となってくるからです。
星野歯科医院ではドイツ・シロナ社の滅菌器を導入しており、一人の患者さまに使用するたびに、全ての切削器具の内部・外部ともに理想的に洗浄、注油、滅菌しております。唾液や血液を完全に除去し、滅菌された状態の器具を使用することは、治療の精度を高めることにもつながります。
毎日の診療に欠かすことができないハンドピース(歯を削る器具)の自動洗浄・注油システムも使用します。

歯ブラシ

歯磨き指導や小児のフッ素塗布などの際に使用する歯ブラシは、いつも新品を使用しており、使用後はお持ち帰り頂きます。
歯間ブラシやデンタルフロスなども同じく新品を使用します。

スリッパ

皆さまに気持ちよくお使い頂けるよう、スリッパも殺菌しております。
使用済みのものは別のかごに入れて頂きますので、常に清潔なスリッパをお使い頂ける様になっています。

≪新型コロナウイルス対策として追加で行っている取り組み≫

歯科医、歯科衛生士の治療の際のフェイスカバーの着用
口腔外バキュームの使用
玄関への消毒剤の設置
ドアノブや待合室ソファの消毒液による清拭
受付のビニールシートの設置
診療室、待合室の換気
空気清浄器機を2台追加設置
スタッフ全員の常時マスク着用と体温測定
患者様のマスク着用のお願い
待合室が密にならないよう、予約患者様の人数制限

また、待合室の雑誌、オモチャ等は撤去してあります

三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院